WHCのメッシュ・ベルトのお手入れ(2011.06.23)
イテテ…
あ、失礼いたしました。
みなさん、こんにちは。カタギリです。
いえね。最近ミョーに首の後ろが痛くてですね。
原因は睡眠時の姿勢にあるような気がするのですが、よくわかりません。
寝違えてる、というのともまた少し違う気がするんですが。
…あ、診ていただけますか?
じゃあ脱ぎますね。

よいしょ。
□
□

…なんちゃって。
ちょっと見栄はっちゃいましたね。ポルトガル出身クリスチアーノ君でした。
よいしょ。

…いや、まぁ私の汚い裸をさらすわけにもいかないじゃないですか。
なのでベッカム兄貴の背中を借ります。
赤い印のところが痛いんですよ。
日常生活に支障はもちろん無いんですが、けっこうしんどい。
…「病院行け」ってね。
わかってます。
ビビってるんです。
もう少し様子をみさせてください…
さてさて、それでは本題に移りたいと思います。
最近、というか以前から、店頭でチョコチョコ質問されることがあったのですが、

『ホワイトハウス・コックスのメッシュ・ベルトのお手入れ』
をご紹介しようかと思います。
ノーザンのお客様で、持ってらっしゃらない方は極めて少ない、という名作ベルトですが、お手入れをして使い続けている、という人は意外と少ないように思います。
というわけでメッシュ・ベルトのお手入れ。
靴のお手入れのときには、テキトーな方法を恥ずかしげもなくご紹介させていただいておりますが、今回はそれ以上にテキトーです。
あくまで、「革がダメにならない程度に」「機能維持」というくらいのもんです。
ですから、「よーし!ベルトの手入れをするぞぉ!!」と気合を入れて、という感じではないです。

今付けているヤツをおもむろにはずして、

お手入れスタート。
まずは診断。
革製品は、使い続けているとカサついてきます。
その部分にクリームを塗り込んでやるわけなんですが。
ベルトの場合はよくピンを通すところ。ここが一番カサカサしてきます。

わかりますか?

このへんですね。
良い革を丁寧にがっちり編み込んで、こんなに丈夫なベルトになっているわけですが、やはりまったくお手入れをしないで使っていると、さすがに壊れます。
壊れないまでも、だいぶボロっちくなります。
やはり最低限のお手入れはしてやりましょう。
で、使うのはこの2種類のクリーム。

左はデリケート・クリーム。保革クリームですね。
右はビーワックス。栄養+色の補正、ツヤ。
この2つを使います。

今回はハバナのベルトなので、ダーク・ブラウンのクリームを使います。ビンの蓋が割れているのはご愛嬌。


まずは乾いた部分にデリケート・クリームを塗ります。

クリームが入って、しっとりしてきました。

ついでに別になんの問題もない先っぽにも…

薄~くぬりぬり。
意味はないんですが、なんとなくです。ついでです。ついで。
で、クリームが乾くまでしばし待ちます。
その間は当然、

ノー・ベルト状態。
下半身が心許ない感じを存分に楽しみます。
昨日は運悪く(というか運よく、というか)この状態でお客様と接することになりましたが、デニムがずり落ちそうになっても平然としていなければいけません。
で、乾いてきたら。

ビーワックスをとり、

ここに、

塗って、すこしだけツヤを出します。
どうすかどうすか?
いい感じでしょう?
これで終了です。
ラクチン!!
私がこれをどれくらいの頻度でやっているかというと…
マチマチではあるのですが…
半年に一回くらい?
そんなもんです。
じゃあ普段はな~んにもしないかというと、それがそうでもなくて。
普段は、

鼻の脂を、

塗ってます(ホントに)。
詳しいことはわかりませんが、鼻の脂は人間からでてくるものですから、“天然成分”って言っていいようなもんでしょう?
けっこう使えるんです。鼻の脂。
靴にも。
カバンにも。
『鼻の脂主義(©タナベ)』といいます。
ホワイトハウス・コックスのメッシュ・ベルトに関しては、ほぼこの“テキトーお手入れ”と“鼻の脂”でいけます。
おそらく他のやり方で、いい感じにしていらっしゃる方も多いと思います。
そういう方は、そのやり方を続けてください。
一方でこれまで、あまりお手入れをしてこなかったみなさんは、こういうラクチンな方法もありますので、やってみてください。
ブライドル・レザーのベルトなんかは、また少し違うやり方なので、それはまた改めてご紹介させていただこうと思います。
◎今日のグッド・ミュージック
梅雨入りした新潟に、今日ようやく雨が降ってきました。
梅雨入りとは名ばかりで、晴天がしばらく続いたので、うっとうしいながらもひと安心です。
で、雨がしとしと降り続くなかで、こんな曲がしっくりハマるような気がします。
ギターが雨粒のようではないですか。
相変わらず歌詞の内容は知りません。
なので、もし万が一冬の歌だったり、炎天の歌だったりしてもそれはそれでまぁしょーがない。
とにもかくにも、グッド・ミュージック!!
ついでにもう一曲。
アビー・ロードでのライブです。
グッド・ミュージック!!!
雨も暑いのもしんどいですが、頑張りましょう。
それでは、また。
カタギリ
あ、失礼いたしました。
みなさん、こんにちは。カタギリです。
いえね。最近ミョーに首の後ろが痛くてですね。
原因は睡眠時の姿勢にあるような気がするのですが、よくわかりません。
寝違えてる、というのともまた少し違う気がするんですが。
…あ、診ていただけますか?
じゃあ脱ぎますね。
よいしょ。
□
□

…なんちゃって。
ちょっと見栄はっちゃいましたね。ポルトガル出身クリスチアーノ君でした。
よいしょ。

…いや、まぁ私の汚い裸をさらすわけにもいかないじゃないですか。
なのでベッカム兄貴の背中を借ります。
赤い印のところが痛いんですよ。
日常生活に支障はもちろん無いんですが、けっこうしんどい。
…「病院行け」ってね。
わかってます。
ビビってるんです。
もう少し様子をみさせてください…
さてさて、それでは本題に移りたいと思います。
最近、というか以前から、店頭でチョコチョコ質問されることがあったのですが、
『ホワイトハウス・コックスのメッシュ・ベルトのお手入れ』
をご紹介しようかと思います。
ノーザンのお客様で、持ってらっしゃらない方は極めて少ない、という名作ベルトですが、お手入れをして使い続けている、という人は意外と少ないように思います。
というわけでメッシュ・ベルトのお手入れ。
靴のお手入れのときには、テキトーな方法を恥ずかしげもなくご紹介させていただいておりますが、今回はそれ以上にテキトーです。
あくまで、「革がダメにならない程度に」「機能維持」というくらいのもんです。
ですから、「よーし!ベルトの手入れをするぞぉ!!」と気合を入れて、という感じではないです。
今付けているヤツをおもむろにはずして、
お手入れスタート。
まずは診断。
革製品は、使い続けているとカサついてきます。
その部分にクリームを塗り込んでやるわけなんですが。
ベルトの場合はよくピンを通すところ。ここが一番カサカサしてきます。
わかりますか?
このへんですね。
良い革を丁寧にがっちり編み込んで、こんなに丈夫なベルトになっているわけですが、やはりまったくお手入れをしないで使っていると、さすがに壊れます。
壊れないまでも、だいぶボロっちくなります。
やはり最低限のお手入れはしてやりましょう。
で、使うのはこの2種類のクリーム。
左はデリケート・クリーム。保革クリームですね。
右はビーワックス。栄養+色の補正、ツヤ。
この2つを使います。
今回はハバナのベルトなので、ダーク・ブラウンのクリームを使います。ビンの蓋が割れているのはご愛嬌。
まずは乾いた部分にデリケート・クリームを塗ります。
クリームが入って、しっとりしてきました。
ついでに別になんの問題もない先っぽにも…
薄~くぬりぬり。
意味はないんですが、なんとなくです。ついでです。ついで。
で、クリームが乾くまでしばし待ちます。
その間は当然、
ノー・ベルト状態。
下半身が心許ない感じを存分に楽しみます。
昨日は運悪く(というか運よく、というか)この状態でお客様と接することになりましたが、デニムがずり落ちそうになっても平然としていなければいけません。
で、乾いてきたら。
ビーワックスをとり、
ここに、
塗って、すこしだけツヤを出します。
どうすかどうすか?
いい感じでしょう?
これで終了です。
ラクチン!!
私がこれをどれくらいの頻度でやっているかというと…
マチマチではあるのですが…
半年に一回くらい?
そんなもんです。
じゃあ普段はな~んにもしないかというと、それがそうでもなくて。
普段は、
鼻の脂を、
塗ってます(ホントに)。
詳しいことはわかりませんが、鼻の脂は人間からでてくるものですから、“天然成分”って言っていいようなもんでしょう?
けっこう使えるんです。鼻の脂。
靴にも。
カバンにも。
『鼻の脂主義(©タナベ)』といいます。
ホワイトハウス・コックスのメッシュ・ベルトに関しては、ほぼこの“テキトーお手入れ”と“鼻の脂”でいけます。
おそらく他のやり方で、いい感じにしていらっしゃる方も多いと思います。
そういう方は、そのやり方を続けてください。
一方でこれまで、あまりお手入れをしてこなかったみなさんは、こういうラクチンな方法もありますので、やってみてください。
ブライドル・レザーのベルトなんかは、また少し違うやり方なので、それはまた改めてご紹介させていただこうと思います。
◎今日のグッド・ミュージック
梅雨入りした新潟に、今日ようやく雨が降ってきました。
梅雨入りとは名ばかりで、晴天がしばらく続いたので、うっとうしいながらもひと安心です。
で、雨がしとしと降り続くなかで、こんな曲がしっくりハマるような気がします。
ギターが雨粒のようではないですか。
相変わらず歌詞の内容は知りません。
なので、もし万が一冬の歌だったり、炎天の歌だったりしてもそれはそれでまぁしょーがない。
とにもかくにも、グッド・ミュージック!!
ついでにもう一曲。
アビー・ロードでのライブです。
グッド・ミュージック!!!
雨も暑いのもしんどいですが、頑張りましょう。
それでは、また。
カタギリ

この記事へのコメント
かと思いきや
ポルトガルの方でしたか
クリスチアーノ・ロナウドと見間違うようなご子息でしたか…
スーパー・イケメンですね!!
さぞかし御モテになるんでしょうね…
ブイブイいわしちゃってるんでしょうね…
あやかりたいものです
カタギリ
あと、ベルトに色つきクリームを使うのは違和感があります。
以上。